

来月、mamaPhoto主催の撮影会でカメラマンをすることになりました。
マタニティさん担当です。
それに向け、マタニティ・アルバムのサンプル作りました。
さきほど入稿したところで、出来上がりが楽しみです。
さて、今回は納品する写真とアルバムの写真についてお話しします。
少し前までは、納品する写真もかなり自分の好みの色を出したりしていたのですが、このごろは忠実に色が出ているもの、構図やその他で凝ることはありますが、色に関しては、肌色を壊さないように現像しています。
ベビーやキッズの写真ですから、やはり元気な顔色にしてあげるのが一番!と思うのでした。
そして、アルバムにするときには多少色を動かします。
少し焼き込んだり、ふわっとした感じにしたり、します。
ちなみに、今回のアルバムに使った写真の現像時の記事はこちらです。
マタニティ写真は、やはり腹部に重点をおいた写真や、輪郭のわかる引きの写真が多くなると思いますが、アルバムにしたとき、そのような写真ばかりだとストーリーが広がらなくなってしまうので、私は妊娠中だけの部分もたくさん撮ります。
今回もその時の優しい表情、細い体に身ごもった命を支えて立っているいる足、などを配置してうまくデザインできました。
来月の撮影会会場と同じこちらのアトリエは、お部屋全体が白基調で、おいてある小物たちもシンプルかつナチュラルなのです。そして今回は大人の女性のアルバムということもあり、素材はつかいませんでした。
素材って一冊の本や作品として見るならとても素晴らしいのですが、やはり、それは作ったデザイナーさんの作品、うまくブレンドできるか否かとても判断がとても難しいと思います。
もちろん私も経験がありますが、それを使いだすと迷走するというか、、、後から、見返すと趣旨からそれていたり、使いすぎて素材アルバムみたいになったりしがちです。
あとフォントが雰囲気に合っていなかったり、やっつけ的な感じが出たり、、、そんなデザインを見ると残念ーと思ってしまいますよね。
素材やフォントの使い方の参考に、雑誌やカタログを、
私はいつも研究しながら見ています。
やはり上手なデザインはよく考えられているなと思うもので、適度、外しかたも適切であるように思います。
余談ですが、最近娘の保育園の卒園記念DVDのジャケットや盤面などをデザインしました。
これもイメージする写真が時間などいろいろな制約があり撮れず、一度素材に走りがちになりました。でもやっぱり何か違うと思い、軌道修正で3月31日最後の最後、にカメラ持参で園に行き、写真を撮りました。もう最後という気持ちがあったので、できるだけたくさん撮りました。結果、その中からの写真をどーんっともってきて、素材はひとつ使うのみでした。テーマに沿った素材も今はたくさんありますし、可愛いのもあって使いたくなったりはするのですが、それを使うのは最終手段だと思っています。つまりその写真集やDVDの中の主役が思い入れのあるものを使うのが素材を使うよりも優先されるべきなのです。だから小物やまわりの風景、後姿なども撮ります。もらった人が共感できる写真で統一してやっぱり良かったなと思いました。
話しはまた戻り、、こちらのアトリエで数々のお友達を被写体に練習してきた私。。
撮影会ができるなんて本当に嬉しいですし、一人でもいい、来てくれたら素敵な写真をたくさん撮りたいです。
追記:撮影後、許可を頂いた方は写真をPhoto Galleryにアップしてます(◍•ᴗ•◍)
(2015.7.30)