「パパさん入ってください〜」と弟くんをパパからさらって、とスタッフのところに弟くんを連れてきたのでした。
さらってという言い方が少し乱暴ですが、たとえばたぶん私だったら、丁寧に「預かってましょうか?」と申し出てしまい、しかし「いやいや悪いから大丈夫です」みたいなやりとりになるのは目に見えています。御祈祷の開始時間が迫っていたので、有無を言わせないスピードアシスト!!お支度時間から弟くんとも関わっていたからこそ、できることでもあります。手前味噌ではありますが、それはそれは、見事で、素晴らしい人がお仕事仲間で本当に誇らしかったです。
なんと近所に住んでいるおじいちゃんおばあちゃん(お若いですが)が見学にいらしたのでした!お支度の最中にママからもしかしたら見学にくるかも、と聞いていたので、すぐにわかりました。「わぁ!はじめましてー」と挨拶をしながら、早速、バトンタッチ!なんといっても弟くんも嬉しそうでした!素晴らしいタイミング!これってやっぱり家族ならではの虫の知らせ的な絆があってのことだと思います!本当にこの流れは、その場にいる全員が感激し、心がひとつになった瞬間でした。
この度は本当にありがとうございました!もちろん、お子様ひとりひとり個性があり、預かり撮影といっても、それぞれの合う合わないがあると思いますが、でも意外といける。ということをこの5歳さんが証明してくれたような気がします。
本当に良い子でした!そしてそれが子どもの本来の姿で、それを引き出せるまでに個人差はあるけれど、みんな必ず打ち解けてくれれば、本来の素顔、笑顔が出るということなんだと思いました。
そして、七五三撮影は定型行事であるようでいて、中身は本当に十人十色というか、個性豊かな行事であると思います。同じようにしても、いろいろとハプニングは起きるのですが、パパママと私たちの共通認識をもち、段階を踏んで理解を深め合えれば、私たちはどんなことでもサポートできると思いました。無事に楽しい思い出として七五三撮影の1日が終えられるのが何よりもの願いです。
この撮影での学び
・ご家族みなさまのお着物レンタル(試着で一度お会いできる)で、いつもよりママもきれいになってもうことがご家族みなさんの笑顔になること
・お子様を先にお預かりして、ソロ撮影。ママはじっくりお着付け&ヘアメイク。ママとパパのファーストミーティングも素敵だということ。それをするためには徒歩圏内の神社参詣をおすすめ。
・打ち解けてもらうのに、お子様との信頼関係の積み重ねる時間、きっかけが必要。それには甘えられる相手(ママ)が近くにいないことが理想。
【クラクラの七五三】
着物 小春家さん @reusekimonocoharuyakichijoji
着付け ゆきさん @tamura9599
ヘアメイク はるちん @haruchin922