ファンシーコンセプト・ポートレート



いつも個性的かつおしゃれなセンスで子育てしてらっしゃるママから、またしても可愛いコンセプトでの撮影のご依頼をいただきました♡

絵本のような、原宿っぽいというキーワードを元に、ママが衣装をオーダーされたとのことで

ヘアメイクは、衣装をみて@haruchin922 が素晴らしいアイディアを考えてくれました!

この頃、イギリスの美術史の本を読んで知った、
ファンシー(想像)ピクチャー(絵)。
何者でもない、想像の子どもというコンセプトの撮影です。
ルイス・キャロルがアリス・リデルを撮影したように、身近な子を、なんでもない何かにならせて、撮影するという、、、感じのものです(ざっくり)。

“田舎の子どもや木こりなどが、農村で貧しい風情ではあるが、気品を備えたもの”

肖像画目的ではないため、人物像の匿名性が確保され、鑑賞者が主題を空想できるような作品

ファンシーピクチャーのゆくえ / 佐藤直樹 / 中央公論美術出版


あまりにもざっくりなので、一応引用しました。

大昔のことなのですが、やろうとしていることは、昨今のキッズ撮影会、出張撮影のブームはもちろん、私がやってきたことにも近い気がしました。誰のための写真かというあたりが、なかなか曖昧だったのですが、鑑賞を念頭においた、自分なりのファンシー(想像)コンセプト(発想)ポートレート(肖像)を撮影していきたい思いが強くな理ました。
鑑賞ありきのファンシーコンセプトポートレート。つまり、その1枚の写真が100年200年後にまで残って、当時の子どもというアイコンのように語られるということで、それを考えるととってもロマンチックなことじゃないですか♡!

今回の撮影で、衣装、ヘアメイク、ロケ地などがうまくマッチして、3人の子どもたちは、その子たちの成長記念、というより、何者でもない、強いて言うなら妖精などに近いファンシーな存在になった気がします。
興味がある方はお気軽にぜひご相談くださいね。
作品という意味合いが強くなるものの、だからと言ってもモデルさんを使って撮るのではちょっと意味合いが変わってきてしまうのが、美術史でも語られています。なので、”うちの子はモデル向きじゃないから。。。”などと思わずに、色々なアイディアをお持ちのママさん、一緒にどんどん作品にしていきましょう😊

ファンシーコンセプト出張撮影:30,000~(撮影・ヘアメイク)

所要時間:1~3時間程度

撮影アシストあり